イタリア大使館別荘

BLOG|2012/09/15 posted.

 

 

日光いろは坂を上ると目の前に奥日光のシンボル男体山と中禅寺湖が現れます。

 

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普段はそのまま中禅寺湖畔沿いの120号線を走るのですが、反対側の立木観音方面へ向かうと、少し先にイタリア大使館別荘があります。

 

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ここは昭和初期に実際に使用されていたイタリア大使館別荘を、当時のままに修復し、新たに自然散策のための施設として栃木県が整備した施設と公園です。

 

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設計はアントニン・レーモンド。40歳の作品。
フランク・ロイド・ライトのもとで勉強し、帝国ホテルを建てる際に来日して、その後日本に留まり数多くのモダニズム建築を手掛けた中の一つだそうです。

 

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設計する際の条件としての「地元の材料を使用する。」という要望を組み入れ、内外装に多くの杉皮材が使用されているのが特徴的で、今でも古さを感じさせない建物です。

 

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私が一番素晴らしいと思えるのは窓から見る湖畔の眺望で、周辺を木立で囲まれた 少し奥まった立地から見る中禅寺湖はとても美しく、一日見ていても飽きない風景です。

 

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和も洋も感じさせない落ち着いた空間。シンプルなデザインの中に安らいだ光と緑を感じさせる設計。
現代の住宅建築では見失ってしまったものを、昭和からよみがえって教えてもらったような別荘見学でした。
こんな素晴らしい建物を残し、さらに修復して見せてくれる栃木県にも感謝ですね。

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